高知のゆずと相性ぴったりなご当地名産を探す旅(熊本・鹿児島アンテナショップ編)

こんにちは。ゆず活部の古賀です!

ゆず活部は、奥野さんからスタートした「まるごと高知」のご近所さんにあるアンテナショップを巡って、ゆずに合う食材を探す旅を実施中です!

今回は私、古賀が熊本・鹿児島のアンテナショップを訪問し、みなさんに楽しんでいただける食材を探してまいります。

では、行ってきます!

あの人気ゆるキャラの出身地へ

まず目指したのは、熊本のアンテナショップ「銀座熊本館」

「まるごと高知」を道沿いに新橋方面にまっすぐ歩いて、徒歩7分くらいの場所にあります。

熊本と言えば、人気のゆるキャラ「くまモン」が真っ先に浮かびますが、その他、特産品もずらり。
店内を右往左往しながら、ゆずに合いそうな食材を真剣に選びます。ド定番の太平燕(タイピーエン)や、馬刺しに目を奪われつつも、決めたのはこの2品です!

一つ目は、「いきなりだんご」(写真左)。

昔ながらの熊本の郷土菓子。店内には、冷凍の「いきなりだんご」が数種類ありました。つぶあん、こしあん、皮が薄いもの、分厚いもの、三色入ったものと、色々あります。レジの横では、その場で食べれる用の温かい「いきなりだんご」も販売されており、お買い物終わりの食べ歩き用としても◎

二つ目は、「南関あげ」(写真右)。熊本の伝統的な揚げ豆腐(油あげ)ですが、一般的な揚げ豆腐とは異なり、常温で長期保存が可能です。パッケージに描かれているくまモンのイラストは、いくつかパターンがありました。

高知との繋がりも多い薩摩の地へ

「銀座熊本館館」での買い物を終えて、向かったのは「まるごと高知」から歩いて10分ほどにある鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」

鹿児島と言えば、西郷隆盛。まるごと高知の入り口にある龍馬像とも繋がりのある地ですね。
(こちらのお店の3階に西郷隆盛の銅像があるそうなので、気になった方はぜひ!)

店内には、鹿児島の名産品がずらりと並んでいます。焼き芋のいい匂いが漂う店内を行ったり来たりして、ゆずに合わせたい食材を2品選びました!

まず一つ目は、「さつま揚げ」。

「かごしま遊楽館」では、入り口すぐのところに設置したショーケースに、産地直送のさつま揚げが並べられています。定番の棒天にはじまり、小判揚、ごぼう天…とかなり豊富な種類が揃っています。

二つ目に選んだのは、「和紅茶」 。

鹿児島といえば、緑茶のイメージが強いでしょうか?
特に「知覧茶」などは全国的にもよく知られているブランドだと思いますが、実は鹿児島は古くから質の良い紅茶の産地でもあるんだそうです。ここ最近は、再び紅茶の栽培が盛んになっており、「かごしま遊楽館」にも複数の種類の紅茶が置いてありました。

熊本、鹿児島で、2商品ずつを選んで、帰路につきます。

いざ、ゆず活!!

さあ、「銀座熊本館」と「かごしま遊楽館」での食材調達が終わりました!

ここからは、ゲットした鹿児島・熊本の食材と、高知のゆず商品を掛け合わせた楽しみ方をご紹介します。
今回使用したゆず商品はこちら↓

左から、「ゆずマヨ」、「ぱっと馬路村・赤」、「柚子果汁」です。

 

一品目は、「さつま揚げ×ゆずマヨ×ぱっと馬路村・赤」

あっという間に、コラボが実現してしまいました。「ゆずマヨ」は、その名の通り柚子風味のマヨネーズ。ゆずの果汁とゆずの皮が入っていて、なめらかなマヨネーズの中に、少しゆず皮の食感を感じます。

「ぱっと馬路村・赤」は乾燥させたゆず皮の入った七味唐辛子です。蓋をあけたときからゆずの爽やかな香りがします。
「かごしま遊楽館」で購入したさつま揚げは、そのままでもちょうど良い塩味で美味しいですが、「ゆずマヨ」と「ぱっと馬路村」をお皿に添え、少しつけて食べてみました。

安定感のあるさつま揚げに、ゆずの香り、マヨネーズのコク、七味のピリピリが加わって、いつもとは違う美味しさに!ちょっと一工夫のある感じで、お酒にも合いそうです。

 

お次は、「和紅茶×ゆず」

淹れたての紅茶に薄く輪切りしたゆずを浮かべました。なんだすっごい単純じゃん、と思われるかもしれませんが、生のゆずが出回るこの時期にだけできる優雅な紅茶の楽しみ方です。

生のゆずが手に入らないときは、先ほどご紹介した「柚子果汁」のような商品でも、代用可能ですが、カップに浮かぶゆずと、フレッシュな柚子の香りは生のゆずならではかと思います。

よく見るレモンティーとはちょっと違って、ゆずのマイルドな酸味と、ほろ苦い和の香りが、鹿児島の和紅茶によく合います。寒い時期には嬉しい一杯に。

 

ここで、紅茶に合わせて甘いものを、ということで「銀座熊本館」で購入した「いきなりだんご」の登場です。「いきなりだんご」という名前は『急に(いきなり)お客さんが来ても、すぐに(いきなり)出すことができる』という由来があるそうです。

私も、紅茶が熱いうちに、さっと「いきなりだんご」を電子レンジで温めました。

ほかほかと湯気を立てる「いきなりだんご」に、「つぶつぶゆず」を合わせてみます。

「つぶつぶゆず」は、ゆずの果肉感を残したままシロップ状にした商品で、ゆずを手軽に美味しく味わうことができます。片手で出しやすい容器に入っているのも嬉しいポイント。

これを「いきなりだんご」に少しずつ付けていただきました。

「いきなりだんご」のこっくりとした味わいと、ほんのり塩味のするトゥルトゥルの皮だけでも、すでに完成された美味しさではあるのですが、ゆずの甘酸っぱさが加わることにより、後味が爽やかに変化しました。
※こっくりとしたとは、落ち着いた深みのある状態です。

自分でも意外なくらいマッチして、大満足です。

追加で、もう一品

先ほどは、非常に手軽なゆずとのコラボを紹介しましたが、もうひとつ応用編の楽しみ方を紹介します。残る食材は、「南関あげ」

これで、「柚子香るもちもちいなり寿司」を作っていきたいと思います。

「南関あげ」は、パリパリの状態で梱包されているので、まずは熱湯で戻しつつ油抜きをします。

あとは、通常の手順でいなり寿司をつくっていくのですが、「南関あげ」を炊いたあと、冷まして味を含ませる段階で、「柚子果汁」の登場です。

こちらは、ゆずを搾って果汁にしたもので、高知県では多くの家庭に常備されているのだとか。
(九州出身の私の家にはなかったので、ゆず県らしい高知の特徴ですね)

炊いた「南関あげ」と残った煮汁に「柚子果汁」を大さじ1程度加えて、しばらく漬けておきます(一度冷ますと、さらに味がよく染みます)。

 

あとは、半分に切った「南関あげ」で俵の形にした酢飯をくるっと包み、完成です。

南関あげは、普通の油揚げよりも、噛み応えがしっかりしているのが特徴。もっちりしていて、噛むうちにゆずの風味が口いっぱいに広がりました。

見た目は素朴ないなり寿司が、実は柚子風味という、粋な一品になりました。

各地のアンテナショップを巡るゆず活レポート、熊本・鹿児島編はおつまみも、おやつもてんこ盛りのゆずレシピをご紹介しました。

次回は、我らがゆず活部の副部長がお送りします。
どんな、ゆず活ワザが飛び出すのでしょうか…?お楽しみに!

今回ゆず活部が訪問したアンテナショップはこちら↓↓

<熊本県のアンテナショップ>
銀座熊本館
住所:東京都中央区銀座5-3-16
TEL:03-3572-1147
ホームページ:https://www.kumamotokan.or.jp/

<鹿児島県のアンテナショップ>
かごしま遊楽館
住所:東京都千代田区有楽町1-6-4
TEL:03-3580-8821
ホームページ:https://www.pref.kagoshima.jp/yurakukan/

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