ゆず商品3つで作る高知版「酸辣湯麺」は手軽で簡単、そして美味かった【ゆず活レシピ】

どうも、ゆず活部の奥野です。

ラ-メン大好きな僕は知っています。だいたいの塩・醤油系ラーメンにお酢とラー油を入れると、なんとなく酸辣湯麺(読み方は、サンラータンメンあるいはスーラータンメン)になるということを。

 

単純化すると、酸味と唐辛子の辛味をラーメンに入れることで、あのすっきりと美味しい味わいになってくるのだろうと考えられるわけです。

 

ということは、高知県が誇る柚子の酸味と柚子の七味を上手に使えば、高知版「酸辣湯麺」が作れてしまうのではないでしょうか。ということで、さっそく試してみましたよ。
高知県版「酸辣湯麺」を作るにあたって用意した商品はこちらです。
まずは「柚子果汁」。無塩の100%果汁です。そのまま舐めると柚子を搾って飲んでいるのと同じでした。当たり前か。
次に「ぱっと馬路村」。ゆず七味です。AFURI 辛紅には「ゆずぱっぱっ」という商品がありましたが、こちらはゆずの皮が入っている香りの高い七味です。

「ゆずカラッソ」は、ゆずの香りの唐辛子ソース。デスソースみたいに味覚を殺すタイプのものではなく、柚子の香りと酸味を活かしながら、唐辛子の辛味も引き立てるゆずタバスコってタイプです。油感はそう強くありませんが、良い辛味を出してくれます。
そして、ベースとなるラーメンは「土佐だしらーめん 塩スープ」。鶏・宗田節・生姜の高知食材オールスターだしに、細麺。これらを使って、高知版「酸辣湯麺」を作ってみようと思います。

練習で酸辣湯を作る

いきなり本番にはいかず、リハーサルを行うことにしました。なにせ「土佐だしらーめん」は失敗すると後がありません。そこで、市販のラーメンスープを使って酸辣湯をまずつくって、感覚を養ってみることにしました。

材料はこちら。市販の塩ラーメンスープを使い、
  • かいわれ大根
  • 生キクラゲ
  • 長ネギ(輪切り)
  • タケノコの水煮
  • 生卵
を投入したスープを作り、そこにゆず製品を投入して試してみることに。

ラーメンスープに熱湯と溶き卵を入れてスープを作り、そこに具材を入れ……
ゆず商品を投入。ゆず果汁とゆずカラッソは、たっぷりふた回しほど入れてみました。
とても良きです。塩ベースのスープに、柚子の香りと酸味、ゆずカラッソの辛味が活きた味わいになっています。
あ。かいわれ大根入れ忘れた。

酸辣湯麺を実食!

酸辣湯がうまく作れたことで、いよいよ本番。酸辣湯麺を作ります。

100グラムの麺が2包、スープも2杯分入っていました。

まず、器にスープを入れるのですが、ここがポイントです。軽く出すと脂分が出てこないので、ぎゅーっと絞り出すようにスープを入れましょう。最後に脂がボトボトっと落ちてきますので。

熱湯と溶き卵を足します。スープのベースが完成。


麺は1分~1分半くらいゆでればOKです。スープに入れ、具をどんどんと投入しました。チャーシューも投入してみましたよ。麺が見えなくなっちゃいましたけれど。

柚子果汁・ぱっと馬路村・ゆずカラッソをたっぷりと投入して、高知版「酸辣湯麺」が完成です!
スープの時と同じく、柚子果汁とゆずカラッソは、ふた回しほど入れてあります。

香りや辛さが活きつつ、ベースにある土佐だしのしっかりとした味わいの良いバランスでした。
具材的には、味よりも歯触りの主張の大きな生キクラゲとタケノコ、辛味と苦みのバランスの良いかいわれ大根の相性が良かったですね。さっぱりと食べられる麺に仕上がっています。チャーシューは、あってもなくても楽しめるかな、といった感じ。

全体的には大成功!

今回は酸辣湯麺風にしましたが、シンプルな塩ラーメン・醤油ラーメンにゆず商品をさっと使ってもインタントラーメンの味変にも応用が利くしありだなぁと思いました。

今回紹介した以外にも、ぜひいろいろ試してみてくれるとうれしいです!

(文/奥野 大児